花彩香アレンメント講座
”暑さ寒さも彼岸まで” 地球沸騰時代でもこのことわざが生きている!?
厳しい残暑もようやく収まりましたが、振り返れば連日の酷暑、地震(南海トラフ巨大地震注意、ゲリラ豪雨と、迷走巨大台風と。自然の恐ろしさを改めて感じさせられ、心身ともに緊張の続いた夏でした
なので先日の講座は心と体の緊張を和らげるアレンジメントにしました
お花から自然のもう一つの顔、やさしい自然の恵みをいただきながら、その自然に感謝の気持ちを込めてアレンジしていただきました。
ご結婚記念日
10周年の結婚記念日のお祝いにというご注文でした。さわやかな黄色のバラと優しいピンクのプレーバラをメインに、グリーンはセダム、ローズゼラニューム、サンキライの実の3種類入れて全体的にパステルカラーでまとめました。穏やかな素敵なお二人をイメージして・・・
誕生日祝いのアレンジメント
最大10連休というゴールデンウイークが始まりました!”明るい陽射し、澄んだ青空、すがすがしい空気、心地よい風、心地よさを満喫して心も体もリフレッシュ”というのがゴールデンウイのイメージだったのですが、天気予報では今年は10年に1度の高温になるとか?気温の変化で体調管理もなかなか難しいですね。そんなときこそ、ぜひお花をそばにおいていただきたいものです。お花が自律神経のバランスを整えてくれ、心も身体も元気にしてくれます。画像は、「93歳になるおば様のお誕生日祝いに」とご注文いただいたアレンジメントです。濃淡のピンクとパープルで、華やかさと落ち着いた上品さを併せ持つ、素敵な大人の女性をイメージしてアレンジいたしました。
イースターエッグ
先日開催した花彩香アレンジメント講座のタイトルはイースターエッグ。卵はイエス・キリストの復活のシンボルとして有名ですが、再生・復活以外にも多くのシンボルとされています。実際に生の卵を触っていただき、どう感じるか、どんなことを思うかをお聞きしました。そして、自分がたまごだったら今どんな状態でいる?自分が卵の親だったら?など自由に想像してアレンジしていただきました。花材の雪柳は卵の殻を表現するために用意しました。出来上がった作品にはそれぞれ最初に生の卵に触れたその時のイメージが現れていて、みんな同じ花材なのにみんな違うアレンジになりました。
春
A6003を紫でというご注文をいただきました。バラとカーネーション以外、スイトピー・チューリップ・アネモネは早春の花で揃えました。初冬でもヒマワリが出荷されたりとだんだん季節感が薄れていく生花市場ですが、スイトピーやチューリップ、アネモネは春先だけしか出てこない花。明るい春の兆しを感じさせてくれます。
ハーブスワッグ
12月10日、ハーブセラピスト協会でハーブスワッグ講座を開催しました。これまではリースでしたが今年はスワッグにしました。中世ヨーロッパではハーブを壁に掛けたり戸口に吊るしたりしてハーブで空気浄化、殺菌、消臭して魔を除ける習慣が広く行われていました。ケルトの人々も冬至に常緑樹の枝を吊るして太陽のエネルギーを取り込み魔を除ける風習がありました。今のスワッグのスタイルも同じですね。今回はハーブセラピスト協会の講座ですので花材はすべてハーブです。ユーカリ3種類、コニファー2種類、ローズマリ2種、レッドペッパー(赤は魔除け効果があるといわれています)を用意して、大きさも形も自由に作っていただきました。最後のリボンはお好きなものを選んでいただいて完成したのがこの画像です。ユーカリやコニファーの香り、そして植物の自然に流れるラインの心地よさはハーブスワッグならではのものです。
花彩香セラピーのスワッグ
ここ数年人気のでてきたスワッグ。特にクリスマスシーズンには目に留まることも多いのでは?12月3日の花彩香セラピーアレンジメント講座でもクリスマススワッグを取り上げました。世界中で植物を壁やドアに飾る週間は古くから行われていて、時代時代で名前やスタイルを変えてきたスワッグですが、今では植物の束をさかさまにして飾るスライルが定番のようになっています。なのでサブタイトルは「視点を180度かえて」として、私たちの持っている一般的なクリスマスのイメージも180度かえてみようと思いました。用意したのはすべて南半球の花材、つまりワイルドフラワー、ネイティブフラワーとも呼ばれている花材です。もちろん南半球には針葉樹はありませんのでクリスマスのつきもののコニファー類は使わず、ユーカリ、ウーリーブッシュ、ピンクッション、バンクシャー、リュカデンドロ、ブレビア、バーゼリア、クラスペディア。今までとは全く違うワイルドフラワーの逞しさ、生きる知恵、強い生命力を感じさせる花材は、皆さんにとって新鮮だったようでした。
ダリア
日本舞踊の会にお渡しするアレンジメントでした。お届けしたのは小春日和でしたが今年は激しい寒暖差を繰り返しながら冬に向っているようです。
お客様のリクエストのキーワードは和風・きれいなピンク・赤と白。存在感。豪華。初めにご希望されたカタログのスタイルは縦に流れのあるアレンジでしたが、会場に飾るのではなく手渡しとのこと、車でお持ち帰りとお聞きしスタイルは変更。安定性を優先、ある程度高さをだすことも考えましたが花手水スタイルにすることにしました。
ディスバッドマムとも思いましたが、マムのような咲方で豪華な花、ダリアをメインに使うことにしました。ダリアは大輪のきれいなピンクのエタニティロマンスと少し小ぶりの淡いきれいなピンクのオズの魔法使い、そして赤と白のミックスの恋金魚です。あとは八重のピンクのガーベラ・トレーシー。全てマッスにして質感を強調し、真ん中にはオリエンタルリリーを入れました。